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ヒヤリ・ハットを活用した事故・災害の防止

2025.01.10
お悩み相談室

【相談】:
ヒヤリ・ハットをうまく活用している事例があったら教えてください。
A:
ヒヤリ・ハット活動と活用場面
ヒヤリ・ハットとは、労働災害(以下「災害」と記す)に至らないまでも、現場でヒヤリとした出来事やハッとしたミスのことです。
現場には、災害の原因となる危険有害要因(ハザード)が多く潜んでいます。実際に災害が発生する前に、このハザードを発見して除去する。または危険性を減らす、すなわち災害の未然防止活動がヒヤリ・ハット活動です。
ヒヤリ・ハットの内容は、カードに記入して情報共有することで、以下の場面で活用できます。
・朝礼や夕礼で前日や当日に起こったヒヤリ・ハットを紹介し、さらにカードを掲示
・新入社員や新規現場配属者への教育
・安全衛生パトロールの重点点検項目の参考
・カードをデータベース(以下「DB」と記す)化して安全対策に利用
このDB化と分析事例を以下に紹介します。

弊社では年間1600件ほどのヒヤリ・ハット報告があります。災害は発生してから対処しても遅く、発生する前に手を打つヒヤリ・ハット活動に真摯に取り組むことが、災害ゼロへの重要な一歩です。その分析事例が少しでも日々の安全活動に役立てばと考えています。

キーワード: ヒヤリ・ハット、危険有害要因、ハザード、労働災害、未然防止活動