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データ活用による設備管理(その2)

2024.12.12
お悩み相談室

【相談】:
設備管理業務で有用なグラフには、どんな種類があるのか、どんな活用方法があるのか教えてください。

A:
設備管理は、機器の性能を最大限に引き出し、長期的な運用を可能にする重要な業務です。
そのためには、設備の状態を正確に把握し、適切なメンテナンスを行うことが必要で、その際に役立つのが「データのグラフ化」です。
適切なグラフを活用することで、設備の状態やパフォーマンスを把握でき、効率的な管理が可能になります。
先月号では設備管理に活用できるグラフの種類とその効果について紹介しましたが、今月号ではヒートマップで温湿度データ1年分をグラフ化して規定値を超えた日を特定し、折れ線グラフでトレンドを追跡した事例を紹介します。

例えば、ヒートマップを使えば温度や湿度の異常などを一目で把握でき、さらに折れ線グラフを使えば時間経過に伴う変化を詳細に追跡できます。
今回は現場での対応事例を紹介し、再発防止に役立つ情報を提供します。皆様の業務が少しでもスムーズに進むことを願っています。

キーワード: ヒートマップ、ヒストグラム、棒グラフ、パレート図、散布図