ビル管理者が留意すべき熱中症対策
2019.07.11
お悩み相談室
相談:毎年,夏になると,熱中症による救急搬送事例が報道されます.ビル管理の立場から,どのような注意が必要でしょうか
A:熱中症学の中井誠一氏(京都女子大学名誉教授)は,「熱中症は現代の『災害』である」と,警鐘を鳴らしています.総務省消防庁資料によると,夏場の熱中症救急搬送数は 5 万件前後で,特に,2018 年度は 10 万件近くに上りました.熱中症死亡者数は,2010 年以降は年間 1 000 人近くに達する年もあります.年齢別の発生状況では,10 代の学生は運動時に,20 ~ 50 代は労働時に,60 代以上の高齢者は日常生活時に,発症する傾向が見られます.
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