建物のLCCについて知る
ファシリティコストを肥大化させる大きな要因は、LCC(ライフサイクルコスト)です。
LCCとは、建物の計画・設計・施工から、維持管理、解体・廃棄に至るまでの費用の総額のであり、その3分の2を占めるのがランニングコストです。
さらに、ランニングコストの大部分は設備に関するコストであり、設備が高度化する中、維持管理コストも増加の一途をたどっています。
経営資源の1つであるファシリティを最大限に有効活用しながら、そのファシリティコストをいかに抑えるのか、このトレードオフにある2つの経営課題を両立させて最適な状態(費用対効果の最大化)にマネジメントすることが重要となります。
お客様の経営課題を解決する3つのポイントをご紹介します。
POINT 01 運転状況の計測・診断による設備の安定稼働
設備機器の定期的な計測・診断、劣化具合の確認を行うことで、突発的な故障など、設備トラブルを未然に予防します。
安定稼働を支えることで、設備改修にかかるコストを抑えることができます。
POINT 02 設備システムのチューニングによる省エネルギー化
設備の運転状況やエネルギー消費状況を可視化し、データを収集・分析します。
浮き彫りになった課題を解決するための最適な設備改修を提案し、効率的な省エネルギー運用をサポートします。
POINT 03 設備の保全計画見直しによる保全・修繕費の逓減
設備機器情報を一元管理し、事後保全・予防保全・状態監視を効率的に組み合わせ、メンテナンス周期を最適化します。
設備の長寿命化を実現し、設備改修・更新コストを削減します。