文系社員
STAFF INTRODUCTION
この仕事は、いわば「建物の番人 」。 仕事とプライベートを両立させながら今日も建物の主要部へ
M.M. 2021アソシエイト 2021年入社(新卒)
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「建物と人に近い仕事」を探して行き着いたのが設備管理の仕事。 実際の仕事を通して、女性であることがハンデにならないことを実感
大学時代は環境心理学を学びました。はじめは建築や不動産、マンションのコンシェルジュなどを中心に就職活動を行っていましたが、色々と調べていくうちに「より建物と人に近い仕事がしたい」と考えるようになり、設備管理の仕事にたどり着きました。その中で当社は、同業他社と比べて研修が充実していたこと、年間休日数が多かったのが魅力に感じて入社を決めました。また、コロナ禍での就職活動で色々と苦労しましたが、説明会や面接ではオンラインでも会社の雰囲気が伝わるよう様々な配慮をしてくれたので、入社前と入社後のギャップもほとんどなかったです。ただ1点、女性が少ないという点については少々不安を感じていましたが、実際に働きだしたら女性であることがハンデに感じることが全くなかったのには意外でした。
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先輩たちの優しく丁寧な指導で、専門的な会話も入社1年で理解できるように
現在、大規模総合病院に常駐し、設備の運行管理、不具合が生じた際の対応をメインに行っています。日常業務としては、空調設備や給湯設備をメインに様々な設備の巡視や点検。丸一日かけて、上から下までくまなくチェック。電流やメーターを見て、数値に異常がないかを確認していくのですが、はじめのうちは見るのも触るのもはじめての機器ばかりで覚えるのが大変でした。でも、仕事をしていくうちに自然と覚えられたようで、今は上司や先輩が交わしている専門的な会話もほとんど理解できるようになりました。例えると、みんな同じに見えるアイドルグループの顔がだんだん区別できるようになるイメージでしょうか。先輩方は、私に何かを指示する際にはまず「これわかる?」と聞いてくれるんです。「わからないです!」と答えると時間をかけて詳しく説明してくれるので本当に有り難いことだと日々感じています。
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誰も入れないところに入れるのがこの仕事の特権。 働きやすい環境のもと、プライベートも充実
この仕事の醍醐味は、普通は入れない場所にも入れることです。病院にお越しになる患者様も、ドクターや職員の方も入れないような場所でも私だけはどこへでも入れると思うと、建物の番人 になったようでなんだか嬉しくて。特に病院は特殊な部屋や設備が多いので、好奇心旺盛な私にとってはとても楽しいですね。今でこそそんなことを言っている私ですが、元々は設備にも機械にも全く興味はありませんでした。でも、やってみると面白いもので、最近は設備機器に愛着が湧いてきたほどです。 お休みについては、入社前に期待した通りしっかり取得しています。有給休暇の申請も気軽にできる風土があるので、ちょっとゆっくりしたい時などにもフレキシブルに休めるのが嬉しいです。残業もほとんどないので、仕事帰りに同期と会ってお互いの近況報告することもしばしば。仕事もプライベートも充実できていると実感しています!
1DAY 1日の流れ
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8:30
- 出社
- 朝礼後、その日の点検の準備をします。
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9:00
- 点検
- 水質検査、検針、送排風機の騒音調査など内容は日によってさまざまです。
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12:30
- 昼休み
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13:30
- 点検
- 上記と同様です。
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15:00
- 監視業務、不具合対応
- デスクワークをしながら不具合対応(水漏れ、蛍光灯の交換など)を実施します。
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17:30
- 退勤
- 翌日の業務を確認し、退勤します。
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現在
点検をこなしながら、設備のはたらきや法令などを勉強する。
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3 ~ 5 年目
建築・設備について理解を深め、保全スケジュール管理や立ち合い、見積書の作成などできるようになりたい。
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6 年目以降
自分の業務をこなしつつ後輩育成にも力を入れていきたい。
IN FUTURE 今後実現したいこと
実際に設備の修理や詳細なメンテナンスを行うのは専門業者の方にお願いすることがほとんどですが、修理現場の立ち会いに必要な資格などもあるので、これから時間をかけて一つひとつ取得していきたいと考えています。今取り組んでいるのは危険物取扱者の資格。会社を通して研修を受講したり、わからないことは先輩に聞いたりしながら勉強を進めています。そして長期的な視点でもう一つ。現在、私のチームには女性の技術者がおらず、ロールモデルが身近にいないことが残念に思っています。そのため、私自身がこれから入社される女性にとってロールモデルとなれるよう、この先もし結婚や出産などを経ても第一線で活躍できる女性社員を目指したいです。